9月1日は防災の日です。ちょうど本日が50日前となりますが、皆様の会社ではBCP対策は講じられていますか?
BCPの策定は法律では義務付けられていませんが、災害対策を怠ることで、大きな損害を被る可能性があります。事業を中断している間はビジネスの機会を損失するうえ、取引相手から契約違反などで訴えられるリスクもあります。
ITシステムにおけるBCP対策
IT-BCPはITシステムにおけるBCP対策で、緊急時にもビジネスに必要なITシステムの運用を維持することを目的とします。先日の大雨による水害もしかり、2011年3月に起きた東日本大震災や、近年頻発している情報漏えい事件の発生を背景に、法人企業として災害発生時にどこまで業務を継続的に稼働させられるかは、企業経営において大事なキーワードとなっています。
BCP対策に役立つMicrosoft365、3つのポイント
1.安否確認/緊急連絡対策
Microsoft365なら、スマホからでも簡単にメール、チャットで安否の確認ができます。
大規模な震災時にはパケットが心配になるところではありますが、2011年の東日本大震災では、電話はつながらないけどネットは通じたため、メールやSNSなどのツールを駆使して家族の安否確認をしたというケースもありました。
端的な内容のメール、チャットで簡易的に緊急連絡が取ることができます。
※緊急連絡網の整備と一緒に、通信(連絡手段)も確保することも大切です。
2.データ消失&漏洩対策
Microsoft365のメールやドキュメントファイルのデータは、稼働率保証99.9%のマイクロソフトのデータセンター(東日本・西日本の2拠点で冗長化されています)で大切に保管されています。
これが意味することはただ一つ。
Microsoft365ユーザーのデータは、かなり安全に保管されているということです。
世界で二番目にサイバー攻撃を受けながらそれを防ぎ続けているマイクロソフトだからこそ提供できる高いセキュリティ技術と体制。
物理的に大変堅牢に設計されているデータセンター。
さらにデータセンターは東西2拠点に設置され、互いに冗長化されてデータが保存されているから、どちらかが万が一稼働しなくなった場合でも、残った一方がすべてをカバーして稼働できる…
ここまでの設備を自社で1から整えるのはほぼ不可能と言っても過言ではありません。
また、Microsoft365なら情報漏洩に対する安全対策もバッチリです。
メール機能では、アンチスパム、アンチウイルス、DKIM/DMARCはExchange Onlineの標準機能として搭載されています。
3.テレワーク(柔軟な業務対応)対策
Microsoft365なら、スマホ用のOfficeアプリケーションや、Webブラウザーで使えるOffice Onlineが提供されています。
これらを活用すれば、オフィスの自分のPC以外でも、個人のスマホ、PCを使ってメール、ファイルの操作、さらにチャット、通話、ビデオ会議ができます。インターネットがつながるその場所から、最低限の業務対応ができるようになります。
まとめ
日本は自然災害の多い国。
そんな日本でビジネスをする法人企業にBCP対策は必須と言えます。
しかしひとえにBCP対策、と言っても何から始めれば良いのか迷ってしまうところ。
お財布事情も、万が一に備えてのことにたっぷりと予算を割けるほどではない・・・
そこで、ぜひMicrosoft365を導入してみてください。
Microsoft365の導入が、あなたの会社のBCP対策に繋がります。
設備の故障や自然災害は不測の事態。
情報漏えいも、マルウェアがどんどん巧妙になってきている今、いつ発生するか分かりません。
しかし、どれも発生した後でどうしようと考えても手遅れです。
「BCP対策対策と言われても…」と対策未着手の企業担当者のみなさま、ぜひBCP対策としてMicrosoft365のご活用をご検討ください。